Name of Coach : Norio Tsukitate

初めての国際舞台は96アジアカップ予選。対戦した韓国、チャイニーズ・タイペイ、ベトナムにはいずれも大敗。しかしながら、2-9で敗れたチャイニーズ・タイペイ戦でゴールを決めたFWのRyan Steppは当時16歳であり、アジアカップにおける最年少ゴール記録を打ち立てた。こうして鮮烈なデビューを飾ったが、この10年間グアム代表は数多くの試合をこなしたが、国際Aマッチ未勝利の状況が続いている。だからといって、グアムのレベルが停滞しているわけではない。優秀な指導者を外国から招聘しており、大きな刺激を受けている。2003年に行われた第1回東アジアサッカー選手権予選で指揮を執った北アイルランド出身のWilly McFall氏は現役時代イングランドのニューカッスル・ユナイテッドの不動の守護神であり、モンゴルやマカオにはともに0-2の敗戦を喫したとはいえ、最後まで勝敗のわからないエキサイティングな試合が繰り広げられた。大会終了後には、日本サッカー協会の支援プロジェクトの一貫としてジェフユナイテッド市原(現千葉)でコーチおよび監督代行を務めた神戸清雄氏(Sugao Kambe)が代表監督を務め、昨年から築館範男(Norio Tsukitate)氏に引き継がれた。かつては清水エスパルスユースなどで指揮を執り、若手育成に定評のある指導者だ。悲願の初勝利とともにさらなるレベルアップに向けて全力を尽くしている。
2006年現在



Name of Coach : Sang Hoon Kim

1960年代後半に駐留アメリカ軍によって伝えられたサッカーは瞬く間にグアム女性を魅了した。70年代からは大人から小学生までの全てのカテゴリーの女子リーグが始まっている。国際Aマッチで勝利に恵まれない男子とは対照的に、フィリピン人のノエル・カシラーオ監督に率いられた女子代表は1999年アジア女子選手権では香港を破り、早くも勝利の美酒を味わっている。160cm後半もしくは170cm代の長身選手も多く、激しいプレーの連続となる国際試合でも当たり負けすることはない。アジアのトップを目指すには大きな障害が存在する。人口16万人と人材は限られており、選手はアマチュア。指導者、施設などサッカー環境の整備もまだまだである。最も大きな痛手は、男子もそうなのだが才能のある選手はよりよいチャンスを求めてアメリカ本土の大学に進学し、再びグアム代表でプレーすることはなくなってしまうこと。とはいえ、素材は十分揃っているだけに伸びしろは大いにある。
2006年現在


